けせらせら

2003年12月28日
 
わたしはプリンセス。
 
 
 
わたしはプリンセス。
 
 
 
わたしはプリンセス。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
自分はプリンセスであると信じ、憧れる少女・ローズマリー。
 
 
本物のプリンセスで孤児院に預けられた主人公・ナージャ。
 
 
二人は孤児院の親友。
 
 
 
 
すごいもの見ちゃいました。
 
「明日のナージャ」ってアニメなんですけど。
 
以前、見たときはナージャが孤児院を出て、
旅芸人となり母を捜しに行くシンデレラストーリーってカンジで
行った先々で男にチヤホヤされ、
なんのへんてつもない女の子の夢を美化して、
そのままアニメにしたようなものだったんだけど。
 
 
 
 
 
今日、久々に見たら何これ!?
 
 
 
 
 
 
とにかく
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
泥。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
果てしなく泥。
 
  
 
 
 
 
 
 

昼ドラでもなかなかないような泥試合。
 
 

 
 
女同士の熾烈な戦い。
 
 
橋田壽賀子もびっくりみたいな。
 
 
 
 
 
 

 
ローズマリーがナージャ名乗ってるし。
 
 
本物のナージャはどっちだ?ってカンジで
貴族で当主のおじいさんの前で
本物のナージャと言い争ってるし。
 
 
 
しかも、自分がプリンセスになりたいものだから
 
ローズマリーが腹黒。(笑)
 
 
 
親友裏切りまくり。
 
 
権力を狡猾に追い求めるその姿勢は
 
山崎豊子も真っ青みたいな。
 
 
 
ナージャの母の形見のドレスを破くわ、
プリンセスの証であるプローチを盗むわで。
 
 
 
しかも、それを全部、ナージャのせいに。
  
 
彼女は孤児院時代から虚言癖があるんです。
 
周りの子からもちょっとかわいそうな子と見られていたんです。
 
イタくてかわいそうな子だから、
あんまり責めないであげて。
 
 
 
と、偽善的にナージャをかばいながら、
自分がプリンセスであることを強く強調。
 
 
 
 
ナージャに母の形見も盗まれたと主張。
 
 
 
 
さらに孤児院時代の人たちに証明してもらえば、
どっちが本物のナージャかわかると言われれば、
 

呼んでいただいてもかまいません。
 
でも、本当にその必要があるのでしょうか?
 
孤児院時代の人たちが現れれば、
彼女(ナージャ)がつらい立場にさらに追い込まれます。
私は親友をそのようなつらい立場に追い詰めることはできません。
 
と。
 
 
 
すげ〜〜〜〜〜〜〜。。。
 
嘘を嘘と思わせないその巧みな話術。
 
 
ナージャ、キレまくり。殴りかかる勢い。
 
 
 


 
 
もろちん、この結果、本物のプリンセスと認められたのは、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ローズマリーでした。
 
 
 
さらに、ナージャの母まで騙しきりました。
 
 
 
そして、ローズマリーをナージャと偽って連れてきた叔父を
 
 
お金。お金。財産。財産。と言っているから、
あなたの人間性はおじいさまに疑われるのよ。
 
だから、あなたが連れてきた私まで偽者と疑われるの。
 
もうちょっと大人になってください。
 
 
と、黒幕まで裏切りました。
 
 
 
ちなみに、ナージャは逮捕されちゃいました。
 
 
 
ここでアニメ終わり。これで年越し。
 
 
 

ま〜、当然の結果だよね。(笑)
 
 
信じるものは救われるって言うし。
 
 
信じれば夢は叶うってことが言いたかったんだよね。(笑)
 
作者はきっと。
 
 
 
 

 
 
ローズマリー!サイコー!
 
 
 
もうボク、ローズマリーさまの奴隷でも下僕でもなんでも
なっちゃいます。
 
 
惚れちゃいました。
 
 
こんなおもしろいドロドロした人間模様を
見たのは久しぶりだもん。(笑)
 
 
 
ところで、本当にこのアニメ、小さいお子様が見てるの?
 
 
こんなふつーだったら、胸くそ悪い人間劇を見た
お子様はどのように思うんでしょうね?(笑)
 
日曜の朝からヘビーです。
 
 
腹黒アニメ、サイコー。
 

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